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ジャパニーズ・フォー・ピース〜平和活動を通して多文化社会の一翼を担う〜

オーストラリアで平和活動を行う日本人たち

leader from from
緑ゆたか オーストラリア・メルボルン
day
2008-04-22
 

感動が作り出されるとき~ヒロシマ&ナガサキ平和コンサート~

 2007年8月5日、力強い津軽三味線の音がメルボルン市のタウンホールに響き渡った。メルボルンを拠点として平和のための活動を行うNGOグループJapanese for Peace (JfP)が主催する「ヒロシマ&ナガサキ平和コンサート」の幕開けだ。第3回となる今回のコンサートでは、ワールド・ミュージックをキーワードに、津軽三味線、和太鼓、タブラ、チベットの銅鐘などを使用した民族音楽が奏でられた。また、音楽の合間には、被爆者からのメッセージが英語で朗読され、核廃絶を訴えるメルボルン大学教授や、コンサートの収益金寄付先となるダルフール難民支援団体のスタッフがスピーチをした。ハイライトは、ダルフール紛争を抱えるスーダン出身の歌手によるアフリカ音楽。メルボルンで新しい人生を歩み始めたばかりのアフリカ難民の子供達がバックコーラスを務め、聴衆を魅了した。

平和コンサート会場に鳴り響く和太鼓


 コンサートの終了後、「素晴らしいコンサートで感動したよ」、「JfPのイベントはいつも新鮮味があって楽しみにしているよ」とオーストラリア人の聴衆からコンサート・スタッフに声がかかる。「和の心」が反映されたJfPのイベントは、地元の平和団体が企画する反戦イベントとは一味違う新しい切り口が魅力となっているようだ。手作りのチャリティー・コンサートに心を動かされるのは聴衆ばかりではない。JfP代表を務める香寿代プレストンさんのもとには、ボランティア・スタッフとして参加した日本人留学生やワーキング・ホリデイメーカーから、「日本にいた時は意識してなかったことについて学ぶ機会になりました」、「メルボルンの思い出を大切にして、帰国後も平和活動に参加しています」というような近況報告メールが届くという。

(写真/JfP)


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