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オランダでの出産について

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伊藤 愛 セルトーヘンボス、オランダ
day
2012-06-10
 

いざ,出産

 さて,いよいよ予定日となりました。が生まれる気配はなし。日課の散歩ももうおなかが重くてあまり遠くへは行けないので近所をウロウロ。そのあと結局陣痛がきて、痛みと戦う1日がすぎ、陣痛が2−3分おきになるまで待ってから助産院に電話。今日の当番はジェフさんで、たまたま近所に住んでいることもあり,夜中でしたがすぐにきてくれることになりました。

 自宅でしばらくトライしたものの,進みが良くないとのことで急遽病院へ向かうことに。朝の8時から駆けつけて応援してくれたクラムソルグの方に後始末をお願いして車で10分のところにある新しい病院へ。前日にオープンしたばかりで入り口が開かない,エレベーターがこない,分娩室の場所が分からない,などなどのハプニングには迫る陣痛に耐えながらも笑ってしまいましたが無事に分娩室に到着。朝の9時55分に新しい病院で3人目の元気な赤ちゃんが誕生しました。

病院の個室でくつろぐ

 古い病院では赤ちゃんと母親は違う階に離されたり、付き添いの人は家に帰されたりしていたそうなのですが、ラッキーなことに新しい病院では分娩室はそのまま個室となって赤ちゃんとパートナーとくつろげ,早速あとで詳しくのべるオランダの典型的なお祝いのビスケットとお茶が振る舞われました。そして出産を担当した産婦人科の判断で,赤ちゃんの健康状態をチェックする小児科の医師のオーケーサインがもらえれば午後にでも自宅に帰れるとのことで、小児科の医師待ちとなりました

 そのあいだにも”シャワーを浴びてさっぱりしたら?”という看護婦さんのすすめでシャワーも浴びてお昼もベットの上で頂き,授乳、午後のお茶、いろいろな検査,といろいろしていたらあっというまに夕食の時間に。”食べていけばお家に帰ってからラクよ”、とまた勧められてこれまた典型的なオランダの夕食ミートボールもパートナーと2人で戴き、やっと担当の小児科の医師のサインがもらえて家に帰れることに。時計をみるともう午後の8時。クラムソルグのオフィスに帰宅できる旨を伝えて電話をして,自宅に着く頃にきていただくことにしました。

クラムソルグと育児の始まり

 うちにつくとすぐに朝もきてくださったクラムソルグの方がかけつけてくれて、赤ちゃんのベットの用意,湯たんぽの使い方、洋服の着せ方、授乳の仕方などを詳しく説明してくださったら、あっという間に22時に。記入式の日記帳を頂いて、ここに授乳の時間や赤ちゃんの体温、おしっこの回数などを詳しく毎日書いていくことになりました。明日からはフランカさんという方がつづけて毎日きてくれるとのことで,とりあえずは安心して育児第一日目は終わりました。

 翌日うちにきてくださったフランカさん(近所にお住まいで毎日自転車で来てくださいました)はお孫さんもいる子育ての大先輩。朝8時にきてくださるとまずは赤ちゃんが夜の間どうだったか日記をチェックして,熱を測り体重を量り,私の体調チェックもしてくださいました。そしてそのあと赤ちゃんをお風呂に入れて,赤ちゃんのベットをととのえ授乳のチェック、コーヒーを一杯飲んでそれで3時間はあっという間にたってしまいます。

赤ちゃんのお世話をするフランカさん


 クラムソルグはトータルにすると、49時間のケアを受ける権利が保障され、状況によっては80時間までのケアを受けることができます。最終日には今までの状況を見てケアーを延長すべきかどうか話し合い、うちはまあまあすべて順調、ということでいままで毎日きてくださったフランカさんにさようならを言うことになりました。

産後一週間でお散歩に



”一週間経ったから赤ちゃんにも、母体のためにも、ちょっとお散歩に行った方がいいわね”,ということで最終日にはベビーカーで外にでたのですが、私はまだまだ歩くのに自信がなくてすぐにお家に逆戻り。オランダ人女性は結構出産当日あるいは翌日から歩き出すらしいのですが,やっぱり身体の作りが違うのかしら。ここでも文化の違いを身をもって感じました。

産後も忙しいクラームビズック(次ページ)
 


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