reports

サステナビリティ

back
prev_btnnext_btn
title

EARTHSHIP-アメリカ南西部で見たサスティナブル住宅 vol.1

leader from from
りん子 りん子
day
2006-04-30
 

Earthshipとは

 Earthshipと呼ばれる家をご存知だろうか。

 一言で言うならば、古タイヤや空き缶空き瓶などの廃材を建築材料として用い、可能な限りの電気・上下水道などを自然エネルギーでまかなうことを目的とした、地球に優しい住宅である。環境問題がようやく市民レベルに届き始めた昨今、ライフラインの自給自足とゴミ問題に取り組むその姿勢は新しい思想として世界中の様々な場所で注目を集め始めている。

 この建物の提唱者マイケル・レイノルズ氏は、もはや単なる"アーキテクチャー"の呼称に当てはまらないこの建物を自ら"バイオテクチャー"と命名し、アメリカ、ニューメキシコ州の小さな街タオスから、世界中へとその思想を発信し続けている。


Earthshipとの出会い

 Earthshipという言葉を初めて耳にしたのは、ある雑誌の記事がきっかけだ。アーティストが多く在住する街、というコンセプトで取材されたその記事には、Earthshipの特異なフォルムが写真で掲載されていた。

 砂漠のような荒涼とした大地に佇む近未来的でコンセプチュアルな建物。それは写真上、見るものの目を釘づけにするほどのインパクトを放っていた。外見のみならず、内装のデザインも驚くほど美しい。

 暖かみのある丸いフォルムに、意匠の優れたデザイン。大きく開放的にとられた窓ぎわには植物が繁っている。記事を読み、資料を調べるうちに、その美しい家は廃材を利用して作られ、また、電気のシステムに太陽光発電を利用しているということが判明した。

 私が息をのむほどに感嘆した、ステンドグラスのようなカラフルな採光ガラスは飲料用の瓶の底なのだ。なめらかな壁を構成しているのは使い古されたタイヤだったのだ。そして屋根の上にはさほど大きくもないソーラーパネルが設置されている。その建物にすっかり興味を抱いた私は、実際にEarthshipのビジターセンターのドアをたたく事にした。(つづく)


EARTHSHIP-アメリカ南西部で見たサスティナブル住宅 vol.7
EARTHSHIP-アメリカ南西部で見たサスティナブル住宅 vol.6
EARTHSHIP-アメリカ南西部で見たサスティナブル住宅 vol.5
EARTHSHIP-アメリカ南西部で見たサスティナブル住宅 vol.4
EARTHSHIP-アメリカ南西部で見たサスティナブル住宅 vol.3
EARTHSHIP-アメリカ南西部で見たサスティナブル住宅 vol.2

このエントリーをはてなブックマークに追加





クリエイティブ・コモンズ メンバー募集 メルマガ 受託型リサーチ レアリゼブックストア サポーター募集 twitter mixi face Flickr