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2008-09-16 (火)

マレーシア政府 パームオイルディーゼルを締め出す欧州議会バイオ燃料基準の見直しを

カテゴリー:ニュース

マレーシアのパームオイルと木材の持続可能性を訴える使命を帯びてヨーロッパを訪問していたマレーシアのプランテーション産業・商品大臣が、マレーシアの パームオイルディーゼルがEU市場から締め出されると、温室効果ガス排出量が化石燃料よりも45%以上少ないという欧州議会産業委員会のバイオ燃料基準案 (参照:欧州議会 EUの輸送用バイオ燃料利用目標切り下げ 持続可能性基準も強化へ,08.9.12)の見直しを求めた。大臣は、この基準ではパームオ イル、大豆、菜種を原料とするバイオディーゼルすべてが失格となり、2020年までに輸送用エネルギー の10%を再生可能エネルギー にするというEUの目標が達成できないのは明らかと、EU諸国政府の巻き返しに期待する。

KL wants EU to review decision on biofuel,Business Times,9.16
http://www.btimes.com.my/Current_News/BTIMES/Tuesday/Nation/16chiny.xml/Article/

出典:農業情報研究所(WAPIC)
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/index.html

2008-09-10 (水)

持続可能なパームオイル円卓会議(RSPO)がオランウータン絶滅を加速

カテゴリー:ニュース

ジャカルタ・ポスト紙の報道によると、インドネシアのオランウータン保護センター(COP)が、環境に優しいやり方をしているというパームオイル企業の主張にもかかわらず、野生のオランウータンが絶滅の脅威に曝され続けていると告発している。

森林や泥炭地のオイルパーム農園への転換のモラトリアムの承認をパームオイル企業が拒否している。それが、とりわけ保護区域外に住むオランウータンの消 滅を加速している。「パームオイル生産者は、”グリーン”なイメージを作るために”持続可能なパームオイルに関する円卓会議”(RSPO)を喧伝してい る。事実は、RSPOの指針とオイルパーム農園のための森林刈り払いの間のどんな関係も立証されていない」。

パームオイル産業はRSPOの基準の論議に忙しく、森林伐採は衰えることなく続き、オランウータンを殺しているのだという。

RSPO a real threat to orangutans: Group ,The Jakarta Post,9.5
http://old.thejakartapost.com/yesterdaydetail.asp?fileid=20080905.H04

COPの最近の調査で、セントラル・カリマンタンの二つのパームオイル企業が森林の刈り払いでオランウータンを危険に曝したことが分かった。どちらも RSPOのメンバーである。COPの調査チームは、オランウータン、マレーグマ、ボルネオギボンを含む希少保護野生動物の存在を示すネット、足跡、残った 食料、音を発見したが、これに関する企業からの報告はなかった。

セントラル・カリマンタンは、2004年に3万1300のオランウータンを数えたインドネシア最大のオランウータン生息地である。COPの推定では、こ の数は年に9%の割合で減っており、現在は2万32頭しか残っていない。このうちの8631頭が指定された保護区域外に住み、しばしば脅威に曝される。オ イルオパーム農園を開くために生息地が破壊されるからである。

RSPOは世界中で69の関係者が参加、インドネシアの39の企業も参加している。しかし、環境責任や自然資源と生物多様性の保全を含む39の基準と8 つの原則の実施を要件とする公式のRSPO認証を受けたインドネシアのオイルパーム農園は一つもない。RSPOは、メンバーが高度の保全価値を持つ原生林 や森林を切り開くのを禁じている。

RSPOのスポークスウーマンは、RSPO違反をめぐる公から訴えは未だないと、COPの告発を認めていないということだ。

出典:農業情報研究所(WAPIC)
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/index.html

2008-09-09 (火)

ニュージーランド バイオ燃料利用義務化の延期へ 持続不能な方法で生産されるバイオ燃料の輸入を恐れる

カテゴリー:ニュース

議会特別委員会で現在審議中バイオ燃料法案は、バイオ燃料ブレンド自動車燃料の販売を7月1日から義務づけるように提案している。しかし、パーカー気候変 動相が28日、この義務化スタート時を延期せねばならないかもしれないと語った。一部のバイオ燃料が食料不足や森林破壊を引き起こしているかどうかをめぐ る論争が海外で巻き起こっている。

すべてのバイオ燃料が持続不能な方法で生産されているわけではないが、義務を果たすために石油メジャーが輸入する可能性のある海外のバイオ燃料製品が心 配という。緑の党は、このような燃料が利用できないように持続可能性条項を法律に付け加えるように主張してきたが、政府は燃料を判別できる環境基準を未だ 案出していない。

Biofuel bill may have to be delayed,NZ Herald,3.29
http://www.nzherald.co.nz/section/1/story.cfm?c_id=1&objectid=10500837

日本政府は、こんなことにはまったく無頓着だ。輸入者が勝手に”持続可能なバイオ燃料”と考えているだけだ。

出典:農業情報研究所(WAPIC)(3月26日)
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/index.html

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