海外だけど、311を考えたい。映画『ATOMKA』制作中!
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映画『ATOMKA』特報
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こんにちは。東欧スロバキア在住のLenaです。
実は現在、スロバキアで原発についての映画を撮っています。
東日本大震災の時、 私は日本にいませんでした。
日本への電話はつながらず、ネットを通して色々な情報の断片が入ってくるものの、全体が見えない。
原発については、TVからtwitterまで、出ている情報が全く違って、何を信じて良いのかわからない。
福島県、そして日本はこの先どうなっていくのか。
何が起きているのか、何が本当なのかわからない不安。
放射能に対する不安、家族を心配する気持ち。
チェルノブイリのような影響が、どうか出ないようにと願う気持ち。
被災者の方々の心労や哀しさ、苦労は計り知れないものだと思います。
でも、この不安自体は、程度の差こそあれ多くの日本人が感じていることだったのではないでしょうか。
個人的には、一年以上経った今でも、その不安は消えていません。
誰が正しかったかわかるのは、恐らく10年は先。
なので、映画を撮ることにしました。
一年経った”今”の記録を撮ること。
カメラを持って、原発って何?というところから出発。
色々な人に話を聞きにいきました。
仮設住宅で生活している人から、ヨーロッパの原発ストレステストに関わっている人まで、
随分沢山の人に会いました。
原発=ATOMKA(スロバキア語)について、避難について。
福島でおきたこと、チェルノブイリでおきたこと。
食べ物について、 放射能について。
今、映画は編集の段階に入り、夏にはなんらかの形で公開できる形になりそうです。
映画『ATOMKA』
twitter (日本語)@docATOMKA
URL(英語)http://www.lenahashimoto.com/genpatsu
FB(英語)http://www.facebook.com/GenpatsuDocumentary
マイクロパトロンプラットフォーム(日本語)http://camp-fire.jp/projects/view/193