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2009-11-07 (土)

お墓のある風景

カテゴリー:メンバー日記(世界の日常)

今月の写真ギャラリーは、「世界のお墓」。夏に墓参りに行った際に、世界のお墓ってどんな形をしているのだろう、と思ったのがきっかけだった。沖縄のお墓が、日本のお墓と随分違うことは知っていたので、世界のお墓はどんな形をしているのだろう、と思ったのだ。
  
僕は北京のお墓を撮影した。一見すると日本の墓に似ているのだが、中国では夫婦で一つのお墓に入る。日本のように、家に一つのお墓があるのとは違う。また、中国では、お寺が身近に存在せず、墓地は郊外に宗教と切り離された形で存在する。お葬式も墓地に隣接した施設で執り行う。
  
僕の祖父母の墓は、地方都市の市内にあるお寺にあるのだが、土地の面積が既に限界にきている。数年前にお墓参りに赴くと、お墓の周囲の木がすべて切られていて、真夏の太陽が墓石に直に照り付けていた、以前は、生茂る木の陰にあったお墓が、日の光に焼かれていた。なんとも味気ない思いがしたものだ。
  
北京の墓地では、木々が生茂っていて、涼しげだった。しかし、多くの市民は高価な墓石を買えず、無料の倉庫の棚に納まっている。
  
今回の写真ギャラリーは、そんな世界のお墓について、話を聞けると良いな、と思ったのだが、思いのほか、お墓が身近に無いらしく。あまり集まらなかった。どういうわけが、軍隊に関係する写真が二枚もあって、あまりレアリゼ的でないような気もするが、これもまた死が現代で取り扱われる様式だろう。
  
僕はだらしない人間で、死について考えるのは怖いし、あまり考えたくなかった。その結果、無限に時間があるような気がして、無駄に時間を過ごしてしまった。僕のような人間は、死から目をそむけると堕落する。「あと20年で死ぬ」そう自分に言い聞かせることで、ようやく時間を動かすことができたのでした。

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投稿者:三沢健直  Comments: 2 Trackbacks: 0


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Comments:2

長くある地に住んでも、なかなかお墓を見たり、その土地のお墓のことを考えたことはなかったなぁ・・と思いました。

私のカンボジアの友達は、中国系なので、中国とカンボジアの方式を半分ずつ取り入れているそうです。大きな土地を買って、そこに仏塔(屋根やドアがついてるそうです・・)を建てて、同時に御先祖(祖父母)が眠っているといっていました。遠くて見に行くのは難しそうですが。

池内千草 09-11-11 (水) 15:06

写真ギャラリーの締め切りには間に合わなかったのですが、先日犬の散歩中に自宅から歩いていかれる距離になかなか趣のある、そしてとても広い墓地があったのを発見しました。ちょうど秋晴れのとても気持ちのいい日で、結構いい写真が撮れました。Flickrの「お墓のある風景」のグループにいくつか追加したので観て下さい。
http://www.flickr.com/groups/1257222@N22/pool/

なかなか凝ったデザインのものも。土地柄がでているかなあ、と思ったのは、ワシントンDCにあるワシントンモニュメントに似た形(タワー)のお墓です。

江崎絢子 09-11-17 (火) 12:53
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