グリーンピースが、アンチ・ネスレのキャンペーン中
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グリーンピースがネスレに対し、熱帯雨林を破壊するパームオイルを購入しないように強烈なキャンペーンを行っている。
<以下引用>
「キットカットで有名なネスレグループは、世界最大の食品・飲料会社。でもとっても残念なことに、ネスレグループはインドネシアで熱帯雨林を破壊しているシナール・マス社などの企業からパーム油を購入し、それを製品に使用しているというのです。
インドネシアでは、パーム油の原料となるアブラヤシの大規模プランテーションのために熱帯雨林がつぎつぎと切り開かれ、そこに暮らす人々やオランウータンなどの動物たちが危機にさらされています。また森林破壊によって、たくさんの二酸化炭素が放出され、インドネシアはアメリカと中国に次ぐ世界ワースト3位のCO2排出国になっています。」
http://www.greenpeace.or.jp/campaign/forests/nestle/index_html
先週金曜には、ネスレが問題のシナールマスからの購入を中止するという発表をしたばかりなのだが、グリーピースはまったく攻撃の手を緩めていない。
「食品世界大手ネスレは17日、複合企業シナール・マス・グループからのパーム油の購入を中止したと発表した。環境団体グリーンピースによる告発を受けたもので、英蘭日用品大手ユニリーバや、米クラフトフーズに次ぐ中止となるという。シナール・マス・グループは持続的なパーム油生産のための対策を打つと説明している。」
http://news.nna.jp/free/news/20100319idr002A.html
「なぜ今頃?」とツイッターから質問したところ、早速返事が来た。
「ツイートありがとうございます。ネスレ本社はシナール・マス社との直接契約破棄の予定を発表しましたが、まだ熱帯雨林の破壊は続いたままです。ネスレグループが別の企業を経由してこれからもシナール・マス社が製造するパーム油を購入する見込みだからです。」
さすがグリーンピース。情報量が違う。