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2010-11-22 (月)

暴力装置とメディア

カテゴリー:メンバー日記(世界の日常)

「自衛隊は暴力装置である」という官房長官の発言を問題発言と報道するメディアを見て、少し「恐怖」を感じた。
  
戦前の新聞のようだ、という言い方は、これまで何度も聞いたことはあったのだが、個人的には、それを初めて感じた。
  
「自衛隊や警察や監獄が暴力装置である」という言い方は、政治思想や社会学的な本を読んでいる人にとっては、ごく聞きなれた言い回しだし、常識の類に属することだ。
 学問的に正しいことを言って、政治的に批判されるというのは、戦前の天皇機関説を想起してしまう。
  
個々人が社会契約に基づいて暴力を放棄し、国家がそれを独占すると考えるのが近代思想ではないのか?
  
確かに日常生活の中で、暴力という言葉は、違法な力の行使として使われることは多いので、本を読まない若者が驚くなら分るが、大人が過敏に反応してしまうのでは、自らの深刻な教養不足をひけらかしているようなものだ。
  
一部の自民党議員には、本当に教養がないように見えるが、多数は承知の上で、単に戦略的に批判していると思う。民主党も野党だったときは似たようなことをしていた。
問題なのは、やはりメディアだ。いつまで子供じみた批判のための批判を続ければ気が済むのだろうか?

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投稿者:三沢健直  Comments: 0 Trackbacks: 0


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