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2011-02-13 (日)

レアリゼ メンバートーク

カテゴリー:ニュース

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レアリゼの「学びエリア」の充実を目指した活動の一環として、「メンバートーク」を始めました。日本各地、世界のいろいろなところで様々な活動をしているレアリゼのメンバーが定期的にオンラインでのディスカッションを通して情報交換をする企画です。
  
今月の第一回メンバートークは「エコツーリズム」がテーマでした。メンバー同士のツーリズムに関する話し合いの中からでてきた質問や疑問、日本やその他の地域でのエコツーリズムのあり方についてなど、いろいろな話がでて、今後記事のトピックとして面白そうな内容もいくつかありました。
  
その例としては、日本の「エコツーリズム推進法」の影響と現場の実態について、環境や社会に優しくないマスツーリズムの悪影響を減らすための取り組みについて、そして宿泊施設の環境対策、認証制度などについて・・・などがありました。
  
今後このようなトピックを考えていくメンバーエリアでの学びの機会、そしてレアリゼを通しての発信を増やしていけたら、と思います。

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投稿者:江崎絢子  Comments: 0 Trackbacks: 1

2011-02-11 (金)

新寄付税制&NPO法改正を求める 2・15緊急院内集会

カテゴリー:イベント情報

▼転送・転載大歓迎!▼
  
新寄付税制&NPO法改正を求める 2・15緊急院内集会
今国会で実現を!NPO議連から最新報告を聞く
  
* 日 時:2011年2月15日(火)午後17時~18時15分
* 場 所:衆議院第二議員会館 1階 多目的会議室
  
集会最新情報⇒http://www.npoweb.jp/modules/eguide/event.php?eid=203
  
寄付金の税額控除制度導入や認定法人制度の抜本改正を始めとした「新寄付税制」と、認定機関の移管や法人名称の変更、会計基準の導入などの「NPO法抜本改正」が、今国会で実現するかどうかの瀬戸際を迎えています。そこで、超党派のNPO議員連盟からの最新報告を伺い、NPOからの強い期待と要望を伝えるべく、緊急の院内集会を開催します!
  
私たちの参加無くして、改正は実現しません。2月15日、衆議院第2議員会館にご集結ください。
  
定 員:120名(事前申し込み歓迎・先着順) 【当日参加も大歓迎です!】
  
※議員会館入り口にて、通行票をお渡しします。
  
参加費:無料

内 容:
  
◇御挨拶
  
NPO議員連盟 代表 加藤紘一衆議院議員
NPO議員連盟 顧問 鳩山由紀夫衆議院議員
  
◇報告 「NPO法改正の最新状況」NPO議連から
  
◇「NPO法改正に向けて」NPO議連 各党議員から
  
【民主党】NPO議員連盟 事務局次長 岸本周平衆議院議員
【自由民主党】NPO議員連盟 事務局長 中谷元衆議院議員
【公明党】NPO議員連盟 幹事 富田茂之衆議院議員(予定)
【みんなの党】NPO議員連盟 幹事 山内康一衆議院議員
【日本共産党】NPO議員連盟 幹事 塩川鉄也衆議院議員
【社会民主党】NPO議員連盟 幹事 服部良一衆議院議員
【国民新党】NPO議員連盟 幹事 亀井亜紀子参議院議員
【たちあがれ日本】(依頼中)
  
◇参加議員御紹介
  
◇「NPO法・税制改正への期待・要望」全国のNPOから
   
※政治状況により、内容変更の可能性があります。
 
主 催:NPO/NGOに関する税・法人制度改革連絡会(NPO/NGO連絡会)
  
※NPO/NGO連絡会とは、1999年に設立された全国36のNPO支援センターの全国ネットワークです。NPO法改正や認定NPO法人制度の改正について、NPO側の意見をまとめ、各地での制度改正の運動を展開しています。
  
※NPO議員連盟とは、超党派の国会議員からなる議員連盟です。2001年のNPO支援税制(認定NPO法人制度)創設を推進した他、2003年の特定非営利活動促進法(NPO法)改正に当たって、議員立法での改正を実現しました。NPO法・税制改正を市民・NPOと共に進めています。
  
関連ニュース⇒ http://www.npoweb.jp/modules/news1/article.php?storyid=3376
  
■ お問い合わせ、お申し込み
  
NPO/NGOに関する税・法人制度改革連絡会 世話団体
  
NPO法人シーズ・市民活動を支える制度をつくる会
〒160-0021 新宿区歌舞伎町2-19-13 ASKビル903
TEL:03-5292-5471 FAX:03-5292-5472
E-mail: npoweb@abelia.ocn.ne.jp
  
▼メールでのお申込みは以下内容をお送りください▼
※件名「2・15 緊急院内集会」でお送り下さい。
——————————————————
「2・15 緊急院内集会」 参加申込書
  
お名前(ふりがな):
ご所属(任意):
ご連絡先:ご自宅・ご所属先(どちらかお選びください)
郵便番号・住所:〒
電話番号:
FAX番号:
メールアドレス:
シーズのメールマガジン配信(月2回):
希望する・希望しない・配信済み(どれかお選びください)
——————————————————

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投稿者:三沢健直  Comments: 1 Trackbacks: 1

2011-02-11 (金)

「沈黙を破る」へブロン・ツアーについて

カテゴリー:メンバー日記(世界の日常)

お気づきの方は少なくないと思う。今回のレポートは、パレスチナの人々の声を書きとめていない。彼らは被写体としてそこにある。「沈黙を破る」のタイトルが指しているのは、今まで口を閉ざしてきたユダヤ人たちのほうだ。
  
なぜ、ここではパレスチナ人たちに沈黙をさせているのか。著者の、ほうきさんはこう言う。「これまで何度もニュースでパレスチナ人の声は聞いている。しかし、その声は届かなかった。」
  
海外暮らしの長い、ほうきさんと、日本に居る私たちとでは、少し状況は異なるかもしれない。BBCなど欧州のTVでは、日本に比べるとパレスチナの問題をより多く伝えていると思う。にも拘らず、その声は届かない。
  
日本でも、程度の違いはあるにせよ、TVで彼らの声を何度も耳にしたことは間違いない。しかし、その声は、やはり届いていないように思う。どうすれば、彼らの声は届くのだろうか?
  
今後の連載の中で、ほうきさんに考えていただこうと思っている。私も、一緒に考えていきたいと思っている。
  
パレスチナを知ろう 第1回:「沈黙を破る」ヘブロン・ツアー

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投稿者:三沢健直  Comments: 0 Trackbacks: 0

2011-02-06 (日)

文化の敷居

カテゴリー:メンバー日記(世界の日常)

先日、TOHOシネマズが映画料金の値下げを決めたというニュースがあった。シネセゾン渋谷を始め、各地の映画館が次々と姿を消して行くなか、『勝ち組』であるはずシネマコンプレックスが値下げを見当、というのは日本映画界の現状を表しているようで悲しい。
  
さて、日本だと映画料金(一般)=1800円で、特に世界規模で流通しているハリウッド映画なんかはどこでも同じくらいの値段なのだろうと無条件に信じていたが、去年海外に引っ越して現地の映画料金に驚いた。
  
今私が住んでいるのはヨーロッパ中部の小国、スロバキアの首都なのだが、映画料金はシネコンで一般が6ユーロ。これは日本円で650円〜700円くらいだから、なんと日本の半分以下。さらに街中に「シネマクラブ」といわれる、設備の質は落ちるけれどもより自由なプログラムで映画を安く提供してくれるミニシアターがいくつかある。映画専攻とはいえ、大学生の身として日本では月1〜2回映画館に行ければいい方だったから、3ユーロ(350円ほど)で1本見られるこの環境がとてもありがたい。
  

学生証

学生証

  
料金の安さは映画だけではない。席や出し物にもよるが、演劇やバレエが日本円に換算して数百円〜5千円程度だから、1万円以上が珍しくない日本に比べるとこちらも随分敷居が低い。もちろん物価や所得の違いを考えれば決して安くはないのだが、学生(もちろん大学生も)や年金取得者は半額近い割引があったりするのでかなり気軽に足を運べる。交通機関も学生は半額以上割引になる(3ヶ月市内バス・市電共通定期がやっぱり5千円くらい)し、美術や写真の展覧会などにいたっては美術系専攻の大学生無料!なんてこともあるから、こっちの大学生はフェイスブックなどで情報を集めては積極的にあちこち出かけている。
  
日本の学生が美術品や古典芸能を見てみたいと思っても、1日出かけるだけで交通費が軽く千円を超えてしまう事を考えると、つくづく日本は学生に厳しい環境だなぁ〜と思う毎日だ。学生が「学生らしく」色々な経験をするのに、「まずバイト、勉強は二の次」なんていう矛盾したことになる原因の一端はこんな所にもあるのだと思う。
  

フリースペース

フリースペース

  
最近、ツイッターで『自分の人生経験だけでは足りないのだから、人類の遺産の文学作品を読まないと人間は一人前にならない』というツイートを読んだ。黒澤明監督の言葉らしい。「至極尤も。」と反省するしかないのだが、「最近の大学生はバイトばかりしている」「就活ばかりしていて勉強していない」と言われる身としては、日本ももう少し学生が勉強しやすい環境を作ってくれてもいいのになぁ・・。と思うのだ。
  
スロバキアについて:去年のワールドカップで知名度が少し上がったものの、まだまだ日本では知られていない国なので、少し補足—スロバキアは、ポーランドの下に位置する、九州よりすこし大きくて、気候は北海道に近い、1993年にチェコスロバキアが分離してできた国。公用語のスロバキア語は、隣のチェコ語とほぼ問題なく会話ができるくらい良く似ている。

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投稿者:Lena Hashimoto  Comments: 0 Trackbacks: 1

2011-02-05 (土)

【募集】第9回共同リサーチを始めます!~世界の仕事の見つけ方事情~

カテゴリー:お知らせ

第9回共同リサーチのテーマは、「世界の仕事の見つけ方事情」です!今回も、皆さんの回答をお待ちしています!
  
日本では、就職活動というと大学を3年生が一斉にスーツを着て行う光景が一般的になっています。一方で、国や地域によっては、必ずしも大学卒業後一斉にみんなが就職するのではなく、大学を出てから世界旅行をし、それから就職する人も珍しくないというところもあります。このような違いはどこからくるのでしょうか?
  
就職活動や就職のタイミング、仕事の見つけ方や、就職への意識、制度などについて、身近な例や知り合いの体験談による例を報告してください。このリサーチを通じて、今まで気がつかなかった仕事の見つけ方を発見したり、仕事に対する別の考え方を学んだりすることで、今後の仕事人生のヒントを見つけたいと考えています。

あなたや身の回りの人の「仕事の見つけ方」で、日本にはないような方法があれば、ぜひ教えてください。反対に、「実は日本と同じだった!」という報告も大歓迎です。
  
回答はこちら

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投稿者:三沢健直  Comments: 0 Trackbacks: 1

2011-02-03 (木)

【募集】町内会の写真募集!

カテゴリー:お知らせ

昨年実施した第8回共同リサーチ「世界の町内会」の取りまとめレポートを作成中ですが、写真を集めていないことに気がつきました。読者の皆さんで、もし町内会活動の写真や、地域住民活動の様子を写した写真があれば、ぜひ投稿してください。
  
よろしくお願いします。投稿先は、レアリゼのFlickrスペースにて
お待ちしています。

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投稿者:三沢健直  Comments: 0 Trackbacks: 0

2011-02-01 (火)

高知県のバイオマス利活用視察~土佐の森・救援隊と施設見学~募集のご案内

カテゴリー:イベント情報

旅行期間:2011年3月16日(水)~17日(木) 2日間
  
【訪問予定先】
1日目:(1)土佐の森・救援隊(作業現場視察と講演)
2日目: (2)仁淀川流域エネルギー自給システム(ガス化発電施設・ペレット製造設備)
     (3)農業組合法人 高知バイオマスファーム
  
企画:NPOバイオマス産業社会ネットワーク (BIN)
旅行企画・実施 :株式会社霞が関トラベル
  
※林業が儲からなくなり、「林家」という言葉はほぼ死語になったと思われています。それを踏まえて、「森林・林業再生プラン」では、森林組合を核とする林業施業を政策として打ち出していますが、その一方で、山村の森林所有者の6割は、「林業をしたい」と考えています。
  
※そうした中で高知県のNPO法人土佐の森・救援隊は、「C材で晩酌を!」を掛け声に自伐林家が週末林業で間伐材を搬出し、補助金も活用してバイオマス利用し、副収入を稼ぐシステムをつくり上げました。農家やサラリーマンが副業で林業をする、この方式は、岐阜県や山梨県などすでに12都県で導入されています。
  
※今回、この土佐の森・救援隊と仁淀川流域エネルギー自給システムなどを視察するバイオマス利用事情視察を企画しました。中部ヨーロッパなどでは広く行われている農家・林家の日本版の新しい動きを、実際に現場を訪ねて、今後の林業とバイオマス利用について考えることができれば幸いに存じます。皆様のご参加をお待ちしています。
  
※詳細・お申し込みは、霞ヶ関トラベルHPの下記をご参照ください。
http://www.ktb.jp/abtour/11/1101.html

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投稿者:三沢健直  Comments: 0 Trackbacks: 0

2011-02-01 (火)

シンポジウム「生物多様性と企業の役割~認証パーム油製品の動向」

カテゴリー:イベント情報

 パーム油は食品加工や業務用調理油として幅広く使われている、私たちの日常生活に欠かすことのできない植物油です。このようなパーム油の需要の急増とともに、持続可能なパーム油のための円卓会議(RSPO: Roundtable on Sustainable Palm Oil)などの場で、持続可能なパーム油(SPO)の生産や消費のあり方が議論されてきており、円卓会議も2010年11月で8回を迎えました。
  
 また、2010年10月には、名古屋でCOP10(生物多様性条約第10回締約国会議)が開催され、企業と生物多様性保全活動の関係もクロースアップされています。アブラヤシ農園開発においても、生産地の生物多様性保全が重要な課題です。
  
 持続可能なパーム油の今後の可能性や企業と生物多様性の関係について考えるシンポジウムを開催いたします。
  
●日 時  2011年2月24日(木)  13:00~17:30
●場 所  国連大学ウ・タント国際会議場
  住所:〒150-8925 東京都渋谷区神宮前5-53-70
  最寄り駅: 地下鉄表参道駅出口B2(銀座線、半蔵門線、千代田線)から徒歩5分。
  渋谷駅から徒歩10分。国連大学本部に向かって左手にこどもの城、青山通りをはさんだ
  向かいには青山学院大学。
●参加費  無料 (事前申込必要)
  
●プログラム(予定)  ※日英同時通訳あり     (敬称略)
13:00~13:10 ◆開会あいさつ  環境省(予定)
13:10~13:30 ◆拡がる認証パーム油~企業と生物多様性の視点から~
      足立直樹(株式会社レスポンスアビリティ代表取締役/JBIB事務局長)
13:30~14:10 ◆RSPO~持続可能なパーム油の生産と利用を促進するために
      ジェレミー・グーン (ウィルマーインターナショナル CSRグループ長、RSPO理事)
      Mr. Jeremy Goon, Wilmar International/RSPO Executive Board
14:10~14:30 ◆日本におけるRSPO認証パーム油製品の可能性
      更家悠介(サラヤ株式会社代表取締役社長)
14:30~14:40   -休憩-
14:40~15:20 ◆RSPO認証の手続き~農園から消費者まで 
      デイビッド・オッグ(コントロールユニオン) David Ogg, Control Union
15:20~15:50 ◆アブラヤシと生物多様性の共存に向けて
      ローレンシャス・ナヤン・アムブ (マレーシア・サバ州野生生物局局長、BCT理事)
      Dr. Laurentius Nayan Ambu, Director, Sabah Wildlife Department
15:50~16:10 ◆プランテーション開発の課題
      満田夏花(国際環境NGO FoE Japan)
16:10~16:20   -休憩-
16:20~17:30 ◆パネルディスカッション
  「認証製品が生物多様性保全に果たす役割、日本企業に期待されること」
   パネリスト:
      ・ジェレミー・グーン
      ・ローレンシャス・ナヤン・アムブ
      ・藤田香(日経BP環境経営フォーラム)
      ・満田夏花
   コーディネーター:
      ・足立直樹
  
※プログラムの内容は予告なく変更されることがあります。ご了承ください。
●お申し込み方法
・申込フォームに必要事項を入力してお申し込み。
・E-mailまたはFAX(03-3813-9737)にて、氏名、ご所属、部署名、TEL、E-mailをお送りください。申し込みの際にはタイトルを「パーム油シンポ申込」としてお送りください。
  
●主 催:NPO法人ボルネオ保全トラストジャパン、財団法人地球・人間環境フォーラム、 NPO法人ゼリ・ジャパン
●特別協力:サラヤ株式会社
●後 援:関係省申請中
●協 力(予定):イースクエア、企業と生物多様性イニシアティブ(JBIB)、クレアン、コントロールユニオン・ジャパン、サステナビリティ・コミュニケーション・ネットワーク(NSC)、サステナビリティ日本フォーラム、日経BP環境経営フォーラム、日本環境ジャーナリストの会、日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会(NACS)、バイオマス産業社会ネットワーク、FoE ジャパン、WWFジャパン
  
●問い合わせ先
地球・人間環境フォーラム(担当:根津)
TEL.03-3813-9735 FAX.03-3813-9737
E-mail: event@gef.or.jp

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投稿者:三沢健直  Comments: 0 Trackbacks: 0

2011-01-12 (水)

一連の匿名贈与者について思うこと

カテゴリー:メンバー日記(世界の日常)

 この数日間、一連の匿名贈与がメディアを賑わしている。これを掲載中の第7回共同リサーチの結果と比較してみると大変面白い。
  
 今回のリサーチ結果が示すように、寄付を行う人は一般的に、その資金が有効に使われたか否かに強い関心を持ち、無駄な使われ方をされることに不満を持つ。この傾向は、金額の大きな寄付をした人に顕著に現れる。
 そのために、資金の用途に関する報告をはじめ、活動に関する報告や、継続的で対話的なコミュニケーションを求めることが多い。
  
 一連の匿名寄付では、ランドセルの贈与が多かったようだが、これは、資金の用途を把握したい、という意思の現れと見ることができる。これはリサーチ結果と一致する。
  
 しかし、一連の匿名贈与者は、施設からの報告を期待していないようだし、「当該施設にランドセルが不足している」という事実を知っているのでなければ、この贈与は無駄に終る可能性がある。事実、ランドセルより現金のほうが有益だ、という声も聞こえる。
  
 この贈与者は、資金を有効に使って欲しいという気持ちを持ちつつも、そのことを確実にするために、「当該施設で必要なものは何か」と問い合わせることを避けている。私たちのリサーチにおける回答者とは反対に、コミュニケーションを避けているように見える。

 「コミュニケーションを避ける贈与者」には、二つの顔が見える。一つは、寄附を受けた経験があり、その経験に何らかの悪い印象を持った人だ。
  
 私たちのリサーチでは、「寄附をする人」を対象にしたために、逆の立場の声を取上げていない。もしかすると、寄附を受ける団体からは、「絶え間ないコミュニケーションを要求する寄付者」は、必ずしも好ましいものではない可能性はある。煩いことを言わずに金だけ出してくれる人は、自分達を信頼してくれている筈で、その意味では有難い存在でありうる。
  
 もう一つの顔は、「関わり合い」を避ける人の顔だ。私たちのリサーチ結果にもあるように、寄附をする行為は、自らを「好い気持ち」にさせるもので、それだけで満足できるものだ。
そもそも、匿名で寄附するという行為には、チャリティーを売名行為とか偽善として批判する価値観を内面化している印象を受ける。他者からの評価は要らない。むしろそれを求めない自分が美しいと考える自己満足の世界だ。その満足を実現するためには、その資金が本当に有効に使われるか分らなくても、構わない。というよりそのリスクは見えていないのだろう。
  
 また他者からの評価だけでなく、他者との関わり自体を避けている印象もある。継続しての交流を煩わしいと感じているような。
 しかし、現場にせよ、寄附する人にせよ、今の社会にしても、最も不足し、必要とされているのは、人々との「関わり合い」のほうではないだろうか?
  
 この贈与者たちが、「関わり合いを避けている人」だとすれば、贈与行為自体は、喜ぶべきことである筈なのに、手放しで評価することはできない。むしろ、この現象は、昨年NHKでも取上げていた無縁社会の別の病症であるようにも感じられる。

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投稿者:三沢健直  Comments: 0 Trackbacks: 1

2011-01-04 (火)

【現地取材報告会】 サラワクの先住民は今 ~森林伐採、オイルパームと熱帯雨林~

カテゴリー:お知らせ | イベント情報

久々のレアリゼ主催イベントです。ふるってご参加ください。
************************************
  
【現地取材報告会】
◎サラワクの先住民は今 ~森林伐採、オイルパームと熱帯雨林~
  
熱帯林の破壊で直接的な被害を受けるのは、野生動物だけではありません。ボルネオ島のサラワク州では、森林伐採やオイルパームプランテーション開発によって、先住民達が代々暮らしを営んでいた森が奪われてきました。また、プランテーションで使われる農薬による健康被害も深刻な状態です。
  
今回、2010年9月に森林で暮らす移動プナン族の取材を行ったフォトジャーナリストの前田実津さんと、同年9~10月にカヤン族の取材を行ったライターの伴昌彦さんから、サラワク先住民の暮らしと森林伐採やオイル・プランテーション開発の最新の状況について、写真を見ながら報告をしていただきます。
  
また導入部として、5年前に旅行者として移動プナン族と共に暮らした経験を持つ、せんだしお さんから、当時のお話をお聞くことで、先住民の暮らしの、ここ数年の変化についても考えてみたいと思います。
  
ボルネオの森林伐採と先住民族の現状や、パームオイルの問題にご関心のある方は、是非ご参加ください。
  
■ 日時:1月26日(水)19:00~20:30
  
■ 場所:JICA地球広場 セミナールーム401
(東京メトロ日比谷線 広尾駅下車(3番出口)徒歩1分)
http://www.jica.go.jp/hiroba/about/map.html
  
■ 報告者
前田 実津 (フォトジャーナリスト)
伴 昌彦 (ライター)
せんだ しお 
  
■ プロフィール
前田 実津(フォトジャーナリスト)
 2009年よりフォトジャーナリストとしてボリビア(2009年大統領選挙、世界一標高の高い町エル・アルト、コカ栽培)、マレーシア(ブキメラにおける日系企業による放射能汚染の遺産、ボルネオにおける森林伐採と先住民族)にて取材。DAYS JAPANなどに写真記事を掲載している。
(ウェブサイト:http://mitsumaeda.sites.livebooks.com/
  
伴 昌彦(ライター)
 INDEPENDENT MEDIA [レアリゼ] パームオイル・リサーチ・ユニット(プロジェクトリーダー)
 学生時代は野生動物の生態を研究。編集プロダクション、社会調査会社等を経て、2003年、自然公園等における環境教育の仕事に就く。その傍ら2006年よりフリーライター、稀にイラストレーターとして活動。環境、農業等のテーマでwebや雑誌に執筆。 なるべく 環境に負荷をかけない暮らしを目指し、公園や河原での虫の捕食や 木の実の拾い食い、耕作放棄地での自然農などを実践中。
  
せんだ しお
 自らの内なる野性を、大いなる自然とのつながりを殺すことなく、如何にして社会的存在としても楽しく生きていけるのか。と、幼いころより模索を続ける中で、祭り→踊り→芸能に関する文化人類学研究→シンクタンク業界で福祉・環境関連のコンサルティング→世界各地の先住民たちと暮らす旅→古武術修行とボディワークの仕事、という軌跡をたどっています。
  
■ 参加費 500円
  
■ 主催  INDEPENDENT MEDIA [レアリゼ]
  
■ 参加申込み: 三沢まで(mailあっとnett.co.jp)
  
■ 参加表明をお願いします!
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投稿者:三沢健直  Comments: 0 Trackbacks: 0

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