カテゴリー:ニュース

写真:Global Volunteer Network (GVN)ブログ
2004年のインド洋沖津波の時にも見られたように、地震などの大規模な災害を受けた被災地には世界中から多くの人々がボランティアとして救済や復興活動のために集まる例が多くある。1月のハイチ地震被害者の現状を見て、寄付をするだけでなく、または寄付をするよりも現地に行ってボランティアとして働きたい、という人も多いのでは。
イギリスに拠点を置くボランティア旅行会社、people and placesからの、ハイチに行ってボランティア活動に参加したい、何かしたい、と思っている人々へのアドバイスは、「急がず、適当な時が来るまで根気よく待って」。
「今現場で必要とされているのは、災害、危機対策、医療、工学技術、物流等の分野で専門的なスキル、経験がある人材です。それ以外の人々がハイチの人々を助けるために今できる一番の支援方法は、信頼できる救援団体の仕事をサポートすること。どれだけポジティブな動機があっても、大人数の旅行者、ボランティアの滞在を受け入れるインフラが整備されていないのがハイチの現状。一般のボランティアの貢献が役に立てるようになるのは、おそらく何ヶ月も、または何年も先のこと。根気よく待って、現地でしっかりとした基盤のある団体を通してボランティア活動に参加するのが、一番いい方法です。」ーpeople and placesのプログラムディレクター、Sallie Graysonさん
また、将来ボランティアとしてハイチで働きたい人がスキルを登録できる団体の例として、次のサイトが紹介されている。
· Center for International Disaster Information
· Haiti Volunteer Network
· UNV Online Volunteering
そして、寄付をしたいけれど、どの団体を支援すればいいのか分からないという人に:
· 以前に関わったことのある団体など、信頼できるチャリティーを選ぶ。
· スパムの可能性がある寄付依頼メールは無視。特に添付ファイルには注意。
· ウエスタンユニオンなどによる送金を頼んでいる団体には注意。
· 現金を直接送らない。
· 直接会って頼まれた場合は、必ずIDを確認。