災害支援活動と市民運動の原動力
カテゴリー:お知らせ
こちらのレポートで紹介した「RQ市民災害救援センター」は宮城県登米市の現地本部、東京の事務局、各地のメンバーとのつながりを活かして被災地でのボランティア活動、被災者の様々なニーズへの対応、そして全国各地で被災者の受け入れなどの長期支援を行っています。
日本エコツーリズムセンター、RQ市民災害救援センター代表の広瀬敏通氏から「信頼関係が原動力」という現地レポートが送られていました。以下の部分が特に印象的だと思ったので紹介したいと思います。
******
『RQは日常的に組織化してきたメンバーではなく、各地から個々バラバラに来た寄せ集め集団です。青写真もなく事業計画もない混乱した状況下で、ひとつの指揮系統でもなかったのに、各所でみんなが意見を出し合って作ってきたいろんな機能が、総体としてまとまりを持ってしまう稀有な運動体が現出しました。
この中軸には日本エコツーリズムセンターや日本環境教育フォーラムで長年、ともに仕事して来た自然学校の仲間たちの強い絆があったことは間違いないし、その信頼関係が原動力であったことは誰も否定しないでしょう。とすれば、日本中で、世界中で、市民たちの前向きな信頼で築かれた運動が存在し続けさえすれば、災害時には別の生き物のような強い運動体が出来るという仮説も言える気がします。』
*******
レポートの全文はこちらより
参考: