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2010-11-08 (月)

田舎の公民館で、凄い芝居を見た

カテゴリー:劇評

松本市の芳川公民館で活動する劇団「であい舎」による、「文七元結」を見てきた。日頃は仕事をしながら活動する、いわゆるアマチュア劇団なのだが、想像していたレベルを遥かに超えていて驚いた。しっかりと感動してしまったのだった。
  
そもそも劇団と言えば、若い人を中心に行うものと思い込んでいたのだが、この劇団は中高齢の人が中心で、出演者は皆、長年の修練によって身に付けた円熟した演技力を持っていて、このままテレビで見たとしても、まるで不思議ではない感じなのだった。
  
戦乱のない時代が60年以上続いた故の文化的成熟と考えれば、江戸時代の地方歌舞伎との共通点を思い浮かべずにはいられない。しかし一方では、現代の地方演劇が、崩壊する村落共同体の中で、身体表現を通じてコミュニケーションの在り方を問い直しているであろうことを考えてみると、地方歌舞伎もまた、当時起きていた何かの崩壊に直面しての、何かへの問いで有ったのかもしれないことに、思い当たるのだった。
  
そして、そのような演劇は、世界各国の田舎において実践され続けているのかもしれない、とも思うのだ。
  
劇団であい舎

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投稿者:三沢健直  Comments: 0 Trackbacks: 0

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