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2011-03-29 (火)

被災者が運営していたWEBサイトについて

カテゴリー:メンバー日記(世界の日常)

おそらく仙台在住と思われる人の従軍記録サイト(軍隊まんだら)を偶然見つけた。万一、この方が被災されていたとしたら、いずれプロバイダーによって消去されてしまう。
  
従軍記録に限らず、東北地方に在住の方が運営するWEBサイトには、貴重な資料が多く含まれたものが多数存在する筈だ。
  
もし存命だとしても、プロバイダーへの支払が不能になっている場合もあるだろうし、亡くなられた場合には、一定期間後にはすべて消滅してしまう。
  
まず、一定期間(3年程度)は、抹消せずに保管するように政府からプロバイダー、サーバーの管理会社等に指導をすることはできないだろうか?
  
また、もし亡くなられていた場合には、家族だけでなく第三者による引継ぎを可能にするような措置を取って欲しい。

とりあえず、民主党と総務省の投稿フォームを書いておくが、もっと良い担当があれば教えてください。
  
民主党への意見
総務省への意見

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投稿者:三沢健直  Comments: 1 Trackbacks: 0

2011-03-29 (火)

相馬市と南相馬市

カテゴリー:メンバー日記(世界の日常)

私は南相馬市の北にある隣の相馬市にいます。南相馬市と言えば、現在原発の20km圏内と20~30km圏内にある市として、自主退避が命じられた地域です。一方で、相馬市は退避も屋外退避指示がでる様子はなく、市内の様子は少しずつと落ち着きを取り戻しつつあります。コンビニエンスストアやスーパーなど時間短縮して営業を再開し始め、ガソリンスタンドも混乱が落ち着きつつある印象をうけます。
  
先週の日曜日近くのスーパーに行きました。いつもは10時までの営業時間も、その日は午後4時、閉店間際の店内は混雑していました。商品棚の品物にはばらつきがあり、生理用品などは販売制限があり、保存のきくカップ麺はやはりありませんでした。野菜棚は勿論地元福島のものはなく、牛乳も秋田県のものでした。
  
私は店の出口で家族を待っていたのですが、その際南相馬市から来た二人の女性が閉店時間を知らず、空いている出口から入ろうとしていました。しかし、出口には店員が「もう閉店ですので、すみませんが・・」と。誰だって入れてあげたいでしょうけれど、多分アルバイトの彼女は上から言われたことに従うしかないのでそう言っていたのだと思います。
  
「原町(南相馬市の旧名)から来たんですよ」と訴える女性。「品物がないならわかるけど、まだある。帰れっていうなら、死ねって言ってるのと同じだ」ともう一人の女性。結局彼女たちは買い物ができたようですが、南相馬市は実際物資に困っているのだと思いました。
  
ところで、今日、私は南相馬市で保育士をしている友人に電話をしました。相馬市から南相馬の交通に規制はないようですが、検問などはあるようです。「市全体に人影がないため、不審者を入れないためじゃないか」と言うのが彼女の推察です。
  
また、物資不足でも困難な状況にある南相馬ですが、どうやら市内8か所で物資を配っているようで、また、営業している店やコンビニエンスストアもあるようです。しかし、放射能を恐れ外出を避け、近所が自主退避をしている場合、情報が円滑に流れていない可能性が十分にあると思います。そういった場合は隣町の相馬に買い物に来たりするのだろう、と。
  
余談ですが、保育園はずっと四月中旬まで休園の予定で、卒園式はなかったようです。また、来年度から進学する園児たちのうちで、地元に戻る目途がたたず、避難している地区の小学校に進学する子もいると聞きました。事実、福島第一原発問題の見通しが出来ない今、当然の選択といえます。
しかし、地震・津波で被害をこうむらなかった場合でも、原発問題という人災により、突然生まれ育った地域を離れ進学するとは、予想だにしなかったでしょう。生き残った被災者たちは、生きるしかない。原発の影響は小さな子供の生活にも及んでいます。

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投稿者:草野友紀子  Comments: 0 Trackbacks: 0

2011-03-20 (日)

震災関連情報サイト

カテゴリー:ニュース

《被災者支援関連》
  
◎Googleのこのページが充実しており、人探しも行える。
 http://www.google.co.jp/intl/ja/crisisresponse/japanquake2011.html
   
◎多言語情報に関しては、このサイトに一覧されている。
 http://umsenhordobrasil.sblo.jp/article/43887862.html
  
◎上に含まれるが、赤十字の安否確認サイトは、英語、日本語、中国語、
 韓国語、ポルトガル語、スペイン語の6ヶ国語で提供されている。
 http://www.familylinks.icrc.org/Web/doc/siterfl0.nsf/htmlall/familylinks-japon-eng
  
◎災害ボランティアを行いたい人には以下のページ
 http://www45.atwiki.jp/volunteermatome/
  
◎NGOに寄附したいが、どの団体が良いか分からない人にはこのページ
 http://www.janic.org/news/post_265.php
  
 寄附や物資の寄贈については、最寄りの自治体が行っているはずなので問合せてください。
  
◎海外からの旅行者には次のページ
 http://japan-guide.com/news/0018.html
  
《原発事故関連》
  
◎ニューヨーク・タイムスの避難ゾーン解説についてはこちら。
 http://www.nytimes.com/interactive/2011/03/16/world/asia/japan-nuclear-evaculation-zone.html?scp=1&sq=estimates+of+potential+exposure&st=cse
  
 80キロ圏内は、”Blood Chemistry Changes”と書いてある。
    
◎Days Japanはこちら。
 http://daysjapanblog.seesaa.net/article/191310754.html
  
◎文部省のページ(各地の放射線量がアップデートされている)
http://www.mext.go.jp/a_menu/saigaijohou/syousai/1303723.htm

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投稿者:三沢健直  Comments: 0 Trackbacks: 0

2010-09-23 (木)

海と森と里と-つながりの中に生きる-(DVD)/PARC

カテゴリー:劇評

ryuiki
  
森の豊かさと海の幸とが密接に関係していることを、古の人々が知ったのは、いつのことだろう?どんなきっかけがあったのだろうか?かつて森を壊したことで、海からの痛いしっぺ返しを得たことでもあったのだろうか?このDVDを見ながら、そう思った。
  
古くから漁業を営む付近の森は、社が建てられ、神聖な場所として守られていることがある。それは、海の魚達や海草が、森から川を通して運ばれる養分によって養われていることを、古の人々が知っていたからに違いない。
  
それを忘れてしまったのは、現代の私達のほうだ。かつて日本の森は、ほとんど広葉樹林だった。しかし、戦後の復興期において、それを成長の早く、価格も高い針葉樹に植え替える拡大造林政策が採られ、日本の森は針葉樹林に変えられてしまった。しかし、60年代後半以降の木材の輸入自由化に伴って、日本の木材は競争力を失い、森は徐々に放棄され始めた。
  
手入れをしない森は、水の保水力を失い、山崩れや水害などを引き起こすようになる。その対策として、全国でダムが作られるようになる。ダムは、水利対策という名目で作られたが、実際には、近隣地域の経済対策としても作られ、多くの政治家が必要のないダムを作るよう活動を始めた。
  
しかし、ダムによって、森の養分が海まで届かなくなると共に、海から川を上がり、自らの死体と共に養分を森に戻す魚達も、森に戻ることができなくなる。このようにして、日本中で、森から海へ、海から森へという養分の流れが断ち切られるようになった。
目先の経済効果に囚われた現代人は、古の人々が知っていた、知恵を見失ってしまったのだ。
  
DVDでは、大川のダム建設反対運動を通して、漁業と農業と林業に携わる人々が、互いの価値を知合い、交流を深める姿が描かれている。当初、漁業者達はダム建設の推進側だった。洪水によって土砂が流れ込むと養殖業が被害を受けるからだ。しかし、「気仙沼の生産量20億円のうちに、18億円は大川が運んだものだ」、という研究を知ってから、漁業者の意識が変わる。漁業者も、森を守るために活動を始める。
  
一方で、農業者の側も、それまで意識していなかった川下に暮らす人々のために、農薬を減らし、切り取った草が流れていかないように、敢えて川沿いの草を刈り残すように習慣を改めた。
  
今後、森が復活するためには、林業が復活しなければならない。そのヒントとして、家具づくりを中心に林業を復活させようとする試みが描かれている。
戦後日本の高度成長の陰で失われた価値を再度発見し、これからの日本の新しい価値を生み出していくためのヒントが、このDVDには描かれている。
  
タイトル:海と森と里と-つながりの中に生きる-(DVD)
制作:特定非営利活動法人 アジア太平洋資料センター(PARC)2010年
詳細:http://www.parc-jp.org/video/sakuhin/ryuiki.html

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投稿者:三沢健直  Comments: 0 Trackbacks: 1

2010-04-16 (金)

レアリゼ第7回共同リサーチ チャリティーとは?~寄付やボランティア行為を「ジブンゴト」に

カテゴリー:お知らせ

donation
近所の店先で見かけたハイチ地震被害者支援を呼びかけるサイン。
「集まった寄付金はMercy Corps Internationalに送られます。」

  
2004年のインド洋沖津波、2005年のハリケーンカトリーナ、そして最近の例では今年1月のハイチ地震など、大規模な自然災害は世界中で話題を呼び、チャリティー団体の活動や人道的支援にスポットライトがあたります。
  
一方で、このような被災地支援への寄付やボランティア参加の呼びかけが盛んなのは最初のうちだけで、メディアの報道が少なくなるにつれて人々の興味も薄れていく、という声もあります。そんな現実を受け、インディペンデント・メディア[レアリゼ]からの提案は、各国の寄付行為やボランティア活動のあり方を比較してみることを通じて、チャリティーという選択肢、さらにその効果や問題点を「ジブンゴト」として捉えるきっかけを探すことです。
  
レアリゼ・メンバーが、2010年1月に起きたハイチ地震の被害者支援に対する寄付活動について、で意見交換をしているとき、次のような報告がありました。
  
「携帯電話のテキストメッセージで簡単にできる募金で多くの寄付が集まった。」(カナダ)
「地理的な近さもあり、メディアの反応も大きく、関心度も高かった。」(アメリカ)
「ハイチ支援関係のチャリティーを装った詐欺も現れ、問題になった。」(イギリス)
  
一方で、寄付行為やボランティア活動に参加するためのハードルや、容易にさせるものについて、次のような意見もありました。
  
「どうやって信頼できる団体を探すのかわからない。」
「直接関わりのある団体や活動でないと、お金の行き先が不透明なので信頼できない。」
「国によって異なる個人の寄付を推奨する税制が『寄付文化』のあり方に大きく影響していると思う。」
  
そこで、レアリゼ第7回共同リサーチでは、非営利団体やチャリティー活動にお金を寄付する、あるいはボランティアとして労力や技術を提供するという行為のあり方や、国や文化によるチャリティーの捉え方の違いを調べることを目的に、以下の情報を集めることにします。
  
●信頼できる寄付先、ボランティア受け入れ先についてのいろいろな視点。
●短期的・長期的の両面から見る効率的な寄付・支援の仕方などに関するアドバイスや体験談。
●寄付団体、ボランティア活動に関する情報のあり方、メディアの役割に関する意見。 
  
寄付やボランティア行為についての意見や体験談に関するこちらのアンケートに答え、レアリゼ共同リサーチにぜひ協力してください。
  
アンケート
日本語: チャリティーとは〜寄付やボランティア行為を『ジブンゴト』に
English: What Does Charity Mean to You? ~ Make Giving Your Business
中文: 何谓慈善事业?~捐款、志愿者行为是“自己的事” 

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投稿者:江崎絢子  Comments: 0 Trackbacks: 0

2010-02-14 (日)

ハイチ地震 ボランティアに求められるもの

カテゴリー:ニュース

gvn-blog-haiti
写真:Global Volunteer Network (GVN)ブログ

  
2004年のインド洋沖津波の時にも見られたように、地震などの大規模な災害を受けた被災地には世界中から多くの人々がボランティアとして救済や復興活動のために集まる例が多くある。1月のハイチ地震被害者の現状を見て、寄付をするだけでなく、または寄付をするよりも現地に行ってボランティアとして働きたい、という人も多いのでは。
  
イギリスに拠点を置くボランティア旅行会社、people and placesからの、ハイチに行ってボランティア活動に参加したい、何かしたい、と思っている人々へのアドバイスは、「急がず、適当な時が来るまで根気よく待って」。
  
「今現場で必要とされているのは、災害、危機対策、医療、工学技術、物流等の分野で専門的なスキル、経験がある人材です。それ以外の人々がハイチの人々を助けるために今できる一番の支援方法は、信頼できる救援団体の仕事をサポートすること。どれだけポジティブな動機があっても、大人数の旅行者、ボランティアの滞在を受け入れるインフラが整備されていないのがハイチの現状。一般のボランティアの貢献が役に立てるようになるのは、おそらく何ヶ月も、または何年も先のこと。根気よく待って、現地でしっかりとした基盤のある団体を通してボランティア活動に参加するのが、一番いい方法です。」ーpeople and placesのプログラムディレクター、Sallie Graysonさん
  
また、将来ボランティアとしてハイチで働きたい人がスキルを登録できる団体の例として、次のサイトが紹介されている。
  
· Center for International Disaster Information
· Haiti Volunteer Network
· UNV Online Volunteering
  
そして、寄付をしたいけれど、どの団体を支援すればいいのか分からないという人に:
  
· 以前に関わったことのある団体など、信頼できるチャリティーを選ぶ。
· スパムの可能性がある寄付依頼メールは無視。特に添付ファイルには注意。
· ウエスタンユニオンなどによる送金を頼んでいる団体には注意。
· 現金を直接送らない。
· 直接会って頼まれた場合は、必ずIDを確認。

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投稿者:江崎絢子  Comments: 0 Trackbacks: 0

2010-02-10 (水)

ハイチ地震 立ち上がる力

カテゴリー:ニュース


写真:CHF-Haiti「CHF Cash-for-Work Teams Cleaning Up Petit-Goave

  
先月ハイチを襲った大地震は、世界各地でメディアの注目を集め、地震直後の一週間だけでもハイチで復興支援活動を行っているNGOや開発団体に世界中から多大な寄付が集まった。地震からもうすぐ一ヶ月経つ今、生存者の救済活動や緊急物資の供給など以上に需要が増えているのは、被災地の地元の人々が彼ら自身の力で立ち上がり生活していく力をつけるための支援である。
  
地震から数週間後、長期的な復興のために被災者が必要とするのは食料や物資供給よりもお金、という現状を受け、国連開発プログラム(UNDP)やOxfam等の団体は、稼ぎ口を求める地元の被災者を復興作業のために雇う「キャッシュフォーワーク (Cash-for-Work)」プロジェクトを始めた。
  
日本、イタリア、ノルウェー政府やその他の支援国から集められた資金で支えられているUNDPのキャッシュフォーワークプロジェクトは、1万人以上の女性を含む、3万人ほどの人々に仕事を与えた。
  
ハイチ南部のPetit-Goave にオフィスを持つCHF Internationalでも、同じく「キャッシュフォーワーク」のアプローチで被災者の経済的支援と同時にコミュニティーが必要とする復興活動を進めている。銀行や金融機関が未だに機能していないPetit-Goaveで、CFHの雇用+復興プログラムは被災者に生き甲斐を感じる機会を与えると同時に長期的な経済基盤の復興に貢献している。
  
関連記事
  
ハイチ地震 復興への希望と忘れない責任」(1月25日)

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投稿者:江崎絢子  Comments: 0 Trackbacks: 0

2009-12-31 (木)

インド洋沖津波から5年

カテゴリー:ニュース

grameen-tsunami
ビデオ:Grameen Foundation (グラミーン基金)ー
インドネシアでのマイクロファイナンス事業

  
5年目のBoxing Day
  
ヨーロッパの国々や元英国領地だった国で、クリスマスの翌日はBoxing Dayと呼ばれる祭日です。多くの国で近年はクリスマス後のセールが始まる日としてポピュラーなこの日にちなんで、2004年12月26日にアジアとアフリカの多くの国々に多大な被害をもたらしたインド洋沖津波は、「Boxing Day Tsunami」と呼ばれることも。
  
歴史的に英国のBoxing Dayは、教会で人々の寄付が集まったBoxをいて貧しい人々に分かち合う日でした。インド洋沖津波が起きた後の世界各地からの反応には、伝統的なBoxing Dayのチャリティー精神が見られ、225,000 人以上の命を奪ったこの災害の「唯一明るいニュース」として支援に駆けつけた市民団体やNGOの活動や、世界中から集まった寄付やボランティアの波が一面を飾ることも多々ありました。
  
あれから5年。毎年12月になると「インド洋沖津波から○年」という報道が大きく取り上げられたのは始めの1、2年までで、12月26日に津波関連の報告がされるのもだんだん少なくなってきました。復興の明るいニュース、津波のパワーを改めて実感させられる体験談、時間が経ってもなかなか癒えない傷など、津波5周年は各地で様々なストーリーを生んでいます。
  
年末が近づくと、多くの会社、NGOやチャリティー団体からクリスマスや新年を祝うメールやニュースレターが届きます。その中から、インド洋沖津波の被災地での活動や現地の今の事情などに関するニュース、レポートをいくつか紹介します。
  

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